ブロック別懇談会が終わりました。
少しでも多くの会員の方たちと、近くで、遠慮のない話がしたいと、会長・副会長・事務主幹の三役がブロックに伺う機会をブロック毎につくってもらいました。
10月11日 ひまわりパーク上牟田 10月21日 個人会員
10月27日 福岡ひまわりの里 10月28日 ひまわりパーク六本松
11月 1日 ひまわりパークつぼみ 11月13日 育成会事業部
11月15日 個人会員(幼児学齢) 11月20日 ひまわり園
☆ 延132名の参加がありました。
今回の内容は、以下の3点でした。
①終の棲家についての検討委員会がまとめた報告書を説明
②育成会保護者会の在り方について協議
③役員改選についての説明
①について
終の棲家についての報告書は、委員が、4か月にわたって毎週集まり、丁寧に議論を重ねてまとめたものです。保護者の思いがつまっている、との評価がありました。
②について
育成会保護者会の在り方について、という重い内容でしたが、来年度の育成会保護者会の活動方針や計画をたてるため、また役員改選があるために、今回の懇談内容にあげました。
育成会の保護者たちは、困っていることや不安なことが少しでも解消されるように、ひとりの声では届かないことも手をつないで大きな声にして、福祉の向上に多く貢献してきました。
その運動体としての今、「保護者の高齢化や家族の介護などでなかなか活動に参加できない」という話が高まっており一方では、運動体の活動は、「保護者の高齢化に関係なく続くもので必要だ、この激動の時代だからこそ必要」という意見もあります。
役員会では、会員の考えや思いを確認してから、育成会保護者会の来年度の活動方針や計画をたてることになりました。
激動の福祉情勢の中では、当事者として法や制度が生活に直結している私たちが声をあげなければ、議会や行政の考え方で良いと私たちが同意していることになり、決まっていってしまいます。行政からはパブリックコメントやアンケートなどで意見を求められていますし、必要に応じて声を届けていく必要があります。
会員のみなさんが、運動体としての活動をのぞみ、会員として、例えば幹事として、部員として、あるいはアンケートに協力する、催し物に参加する、会を必要と思う気持ちがあること等など、ひとり一人ができるところでの協力をする気持ちがなければ、運動体としての活動を維持することが難しくなっているのです。
③について
役員改選の方法について説明し、会長・副会長候補は、真剣に検討して選出していただくことをお願いしました。
懇談を終えて・・・
懇談では、保護者の高齢化やさまざまな事情もでましたが、「運動体としての活動は必要である」「できるところで、協力する」この2点を確認することができました。
合わせて、先輩たちが、我が子のためと運動してきて、勝ち得た結果で今があることを忘れずに、450名近くの会員みんなで、これからも知的障がいのある本人とその家族が安全・安心に暮らせる社会の実現を目指して運動していく育成会保護会で在ることを、改めて思いました。