成人部会懇親会(ランチ会)のご案内
この度、成人部会で懇親会(ランチ会)を開催いたします。
お忙しいとは存じますが、お食事をしながら、楽しいひと時を過ごしませんか。
ぜひ、この機会に親睦を深めましょう。
沢山の方のご参加を心からお待ち致しております。
日時:令和元年9月13日(金)12時~14時
場所:ふくふくプラザ6階 603号室
会費:1,200円(『まんじゃ』幕の内弁当)
お問合せ・お申込先:092-713-1480
(育成会保護者会事務局)
申込締切:9月6日(金)
申込内容:①お名前 ②所属 ③連絡先
★キャンセルされる場合は、9月11日(水)までにご連絡ください。
ご連絡がない方は、会費をいただきますので、よろしくお願いします。
成人向け定例会 開催しました!!
成人向け定例会を開催します!
平成28年4月6日、10:30~12:30
ふくふくプラザ4階 応接室3
テーマ: 後見人って何をするの?
~後見人のしごとを具体的にききます~
成人向け定例会を開催しました!
毎月第1水曜日にふくふくプラザ4階で開催しています♪
学齢期を卒業した子どもをもつ保護者が集まって、
何でも、気兼ねなく話しています。
北九州市立大学教授 小賀久先生をお招きして
育成会保護者会の『保護者の望む終の棲家について』まとめ について、忌憚のないご意見をいただきました。
まずは、報告書を評価してくださったうえで、「お茶をにごすような適当な話ではなく、本気で話します」という前置きではじまりました。
保護者の望む終の棲家を実現するためには、
①
全国組織レベルで、親の立場で親の思いを発信しましょう! 親は、いっぱい思いはあるけれど、組織の幹部の人たちにお任せで発言しない。親の声だからこそ、影響力がある。
発信するのが事業所の場合、制度を作る側からすると
「不満があれば、事業をやめればよい」という話になる。
②
全国知的障害者施設保護者会連合会、
公益財団法人日本知的障害者福祉協会・県福祉協会と
連携して、声を強める。
③
報告書の中身を練り直して、提言書に。
(表現があいまいでは、通じない。)
④
本人の意思を尊重する。将来のことばかりにとらわれずに、
今の本人の幸せを大切にしてほしい。
(将来のことばかり気遣って、今の本人の楽しみのためのお金を使う事を我慢しなくて良いのでは)
など、ご意見してくださいました。
研修会の資料は、事務局にあります。
育成会保護者会では、先生のお話しを参考に提言書にまとめていくこと、また、法人の終の棲家機能検討会議で活かしていきます。
出席者の感想
☆ 32名の参加があり、大変勉強になった、との感想のほか
〇 終の棲家まとめから 話してもらってよかった。
また、聞きたい。
〇 単なる理想ではなく具体的な意見が聞けて良かった。
皆で運動していきましょう。
〇 今後、小さなことも本人の意思を大事にしたいと思います。
〇 新しい形態について、具体性がもう少しほしかった。
〇
本人の権利の発展上に施設の発展があるとのお話をお聞きし本人が通う施設に伝えたいと思う。
〇
本人に会った支援センターの具体化、必要に当たってみんなで話し合って進行していくべき。施設一つだけでなく、各々施設で交流、育成会、行政、市、県、全国と報告活動を。
〇
他団体との連携が必要と改めて感じた。他団体の取り組みについても知りたい。
〇とにかく必要です。先生の話を参考にぜひ進めて
〇 今日のような研修会を今後もお願いしたい。
成人向け定例会で、以下のような発言がありました。
・電車の中で走ったり、広告を見て、乗客に「これ買います」と話しかける青年をみかけて、
①
自分の子どもも知的障がいを持つ保護者が、乗り合わせた時の対応の仕方
②
乗り合わせた一般乗客の「障がいを持ってるから、ほおっておいていいんだよ」のことばの意味
③
保護者が、状況を知らない
について、どのいように考えるかをみなさんの意見を聞きたい。
<意見>
①
対応の仕方
・自分の子どもだと思うとほおっておけないので、
静かにして座るように注意する。
・声掛けの仕方でパニックになる可能性があるので、自分は、声のかけ方がわからない。また、障がいについて知識のない人から声をかけられたり、注意されたりすることも不安に思う。
②
社会とのつながり方
・「障がいがあるから」と言って何でも許される、と思うのは違う。
・障がいについて、「理解」と「がまん」は、違う。
がまんさせることはよくない。
・知的障がいについて社会が「理解」するには、育ちの中で障がいのある人とない人が一緒に生活することがないと難しいように思う。車椅子に乗ったり、アイマスクをして、不便さや困り感は、経験することで実体験として理解ができるが、知的障がいについては、難しい。小さい頃から生活の中で、知りあって、感じて、共に生きること学んで、そのように育ち合った人たちが大人になって社会を作っていく、ということが必要に思う。
・地域の人にも「迷惑をかけることがあったら教えてください」など、情報を得られる関係が必要。
③
保護者の考え方
・保護者の前では、悪いこと(注意されるようなこと)はしないので、厳しくしつけていても、一人で出て行くようになると、外で何をしているかわからない。
・大きくなって教えてもできないので、小さい頃から教えることが大切。・家庭での子どもの教育(しつけ)についての考え方と社会の「障がい」についての受け止め方の両面に関係すると思う。
・親のしつけや教育、障がいについての考え方で違ってくる。
・ひとりで出かけられることを楽しみにしているのであれば、「変な人」と思われても、その楽しみは奪いたくない。人を傷つけたりしないことが前提。
以上のように今回の意見交換は、
「知的障がいを持っているひとが、社会で暮らす事」について考えるきっかけになりました。
今後も、もっと深めていくテーマだと思います。
あなたは、どう考えますか?
日 時 平成25年6月5日(水)10:00~12:00
場 所 ふくふくプラザ 4階 応接2
参加者 4名
司会、進行 下山
1.定例会の中で安心して話すための会のルールを説明。
(家族支援ワークショップ形式で)
①
この場の事はこの場限り。守秘義務の約束
②
パスする権利あり
③
話を独占しない、ほかの人の話も聞く
④
上下関係を持ち込まない
⑤
暴力を振るわない
⑥
政治、宗教を押し付けない
2.自己紹介(一人2分間で、自己紹介と日頃思っている事困っている事など何でも)
○=話された方 △=他の参加者 ◎=司会者からの提案
○-1 26歳 息子のことで気になる事。
新しく入られた指導員から衣服の着方について注意された時のことで、本人は「お母さんが言ったから」と返事をしたとのこと。指導員は「じゃあお母さんに聞くよ、と言ったらだまっていた」と母親の私に話された。息子は都合の悪い事等「お母さんが言ったから」と時々いうので家に帰って「注意された時は、はいと言って素直に直した方がいいよ」と自分も注意した。
そこで思ったことは、指導員は「お母さんがいったから」と言う言葉を重要視するのではなく、なぜそのような洋服の着方をしたか理由を聞いてほしかった。本人は注意されたことでその指導員をきらいになったかもしれない。新しい指導員なので、まだ本人の事を良く知ってもらえていないとは思うが。
△指導員にこのようにしてほしい等、話す機会がありますか。
○-1このことに関しては、もっと本人とコミニュケーションを
取ってほしいとお願いした。
△自分も同じようなことがあった。息子は入居しているケアホームで朝3時、4時に目をさまし、(本人は目が覚めた時が起きる時だから)新聞を取りに行った。一人の世話人は「早くから起きだして、自分はそのあと寝むれなかった」と言われた。一人は「まだ早いからもう一度寝ようね」と声を掛けられたとのことだった。
それを聞いて、家に帰った時に目ざましを掛けて、目ざましが鳴ったら起きようねといって練習をした。ホームでちゃんとできているか不安。
指導員、世話人の声掛けで本人もなおせることがある。声のかけ方も配慮してほしい。
○-2地下鉄の中での出来事。乗客は少なく座席も空きがあった。そこで大きな声で独り言を言ったり、知らない人に声かけたりする人がいた。知っている人だったので、「大きな声を出しません。静かにして座って下さい」と声を掛けたら、一般の乗客の方が「いいんですよ。この人は障がい者だから」といわれた。周りの人の「理解」なのか、「がまん」なのか、ほっといていいのか悩んだ。
△外出できるのは本人の唯一の楽しみだから人に危害を与えないなら、ほっといてほしい。楽しみを奪いたくない。
△注意してほしい。ただ、できれば本人が小さいときに注意してほしい。大きくなってからでは難しい。
△「理解」と「がまん」とは違うと思う。
まわりに「がまん」させるのは良くないと思う。
△家庭的に障がい者に手が掛けられないときは、ガイドヘルプ+居宅支援をつかって支援してほしい。
△子ども同士で学びあう機会が少ない。そのため、社会に出た時、障がいについて知らない、理解が少ない人が多く、受け入れられる基盤ができていない。
△普通校の小学4年生の道徳(?)の時間に障がいについての体験学習会があった。車イス、アイマスクなど体験して、「大変さがわかった。助けたい。」など具体的な感想があったが、知的障がいの人についての感想は2人ぐらいしかなかった。知的障がいについて理解されるには、日常で、生活の中で、知りあわないと難しいと思う。
△育ちあう環境があって、周りのひとも小さいうちから理解してほしい。
△いずれ社会に出ていくためには、親も考えなければいけない。
△親の障がいについての考え方の違いだと思う。
◎今日は、どうしたら良い、という結論は出ないけれど、「社会で暮らす」という大きなテーマになり、いろいろな考え方が聴けました。様々な考え方があるので、これからも考えていきましょう。今日の話は、本人の意思決定へも通じる内容なので、次回は、本人の意思決定をテーマにしましょう。
○-3ケアホームに入居して2か月。本人はいやがってはいない。他の入居者は軽度の人や一般就労の人ばかり。土日は家に連れて帰っている。日中の事業所では生き生きしているが、他のメンバーは家から通ってくる人でケアホームへ帰るのは息子だけ。さびしい思いをしている部分があると指導員から聞いた。ケアホームで話し相手がいなくて、さみしいのではないかと心配。
参観して気になったことは、指導員の子どもへの注意の仕方が「お母さんが怒るからやめなさい」だった。お母さんが怒るからではなく、その行動を注意してほしいと指導員に頼んだ。
△支援員も、支援の仕方を考えられるようにゆとりある時間を
持ってほしい。
△本人にとって4・5月は一番きついとき。以前、気持ちを言葉で表せず、ロッカーで頭を打って先生がびっくりして飛んでこられたことがあった。それから、事業所で痛くない程度に頭を打つようになった。先生に自分を見てほしい事の手段になってしまったように思う。支援の仕方や声掛けで本人の行動が違ってくると思う。
○-4「机をふいてね」と言うと、布巾で机をふけたが、「布巾を取って」と言うと、わからなかった。物事を動作で覚えるのではなく、名刺で覚えさせることが大事だと思った。また、保護者の表現は、ひとつになってしまうので、よそで違う表現をされたらわからなくなる。例えば、「トイレ」はわかるけれど、「お手洗い」はわからない、など。表現の仕方もいろいろしておくと良いと思う。
3.知的障がい関係の情報誌「手をつなぐ」の読み合わせ
4月号P10 総合支援法で変わる① 障害程度区分の見直し
障害特性に配慮した「障害支援区分」へ
4.参加者から“協力のお願い”があった。
○福岡市障がい者等地域生活支援協議会が平成24年度に設置され、委員として参加しているので、ヘルパー利用状況で困っていることなどがあれば教えてください。
△協議会でまとまった意見はどこに提出されるのか
○事例は、解決に結びつけていき、また、次期障がい保健福祉計画の策定にあたって意見する。
5.感想
・思っていることをゆっくり、すべて話ができて良かった。
・読み合わせは、勉強になる。
6.次回の定例会は・・・
日 時:7月3日10:30~12:00
会 場:ふくふくプラザ応接2
日 時 平成25年 5月 8日 10:30~12:00
場 所 ふくふくプラザ 4階 応接2
参加者 7名
1.会長挨拶
進行について説明
2.自己紹介と日頃思っていること、聞いてほしい事等一人2分で話す
・息子40歳、就労中、グループホーム入居中。グループホームの生活にも慣れ、楽しく生活している。ただ息子が40歳になった時、これからは自分の事も考えていこうと思った。
・息子43歳ダウン症。事業所に通っており、本人は楽しいと言っている。92歳の母を見ているので私は自由に外出が出来ない。
・娘 45歳、事業所で芸術と称して絵をかいている。今、主人が体調を崩し一人家に置いて出るのは心配なので私が自由に外出しにくく育成会の会合に出にくい。
・息子26歳、事業所に通っている。パン班・カフェ班・製菓班と作業が一週間おきに代わるが、本人は楽しく行っている。ただ、せっかく覚えたパン班の仕事を忘れないか親は心配している。思い込みが激しいのも心配。入所の見学に行って、「一人の時間をどのように過ごすのだろうか」と考えたので、皆さんの子どもさんは、どのように過ごしているか聞きたい。
・自分は今日の会合の中身が良くわかっていない。息子57歳入所。主人も具合悪く入院中。私が一人で、主人の介護、家事、子どものこと、親の会の活動など何でもするのはきつい。5月は他団体の総会も多く忙しく、自分が長の役割をもっている総会の準備もあり大変。自分の元気の元は子どもかなと思っている。生かされていると思って前向きに生きたい。
・息子3月に特別支援学校高等部卒業し、事業所に入り、夜はケアホームに入所。親がさみしい。子どもは実習と思ってケアホームに送るたびに「4週間ですね」と言うので「いいえ、ずーっとです」と言っていたが、1か月経って、今度は子どもの方が「ずーっとですね」と言うと、何だか不憫に思えて胸が痛くなった。ケアホームでも心配。やっぱり入所のような支援が欲しい。
・高等部を卒業し事業所に行っている。進路に関して考えている。息子にとって高等部の3年間は無駄だったと思っている。高等部は進路のみ頭において進められた。反省として自分は子どもを見ていなかったなーと思っている。ある会合でKさんに「自立支援法によって子どもが変わった」と言ったが「関係ない」と言われた。
行先を決めることも大事だが、身辺自立は大事なのでこれに力を
入れてほし い。
高等部は重度の子の行くところではないと思った。親はこの子にとって高等部は行ったほうがいいのか良く考えた方が良い。
学校は重度の子をどう指導するかを話しあっていないのではないかと思う。
重度の子の自己決定を増やしてやる場所として高等部はあってほしい。
親は、高等部は重度の子どものために作ったはず。
後輩のためにも、重度の子どものために学校教育をどうあるべきか、また、個別支援計画についても教育長と面談を希望したい。
3.要望、意見交換
①
本人は、ひとりの時間をどのように過ごしているか。
・ひとりは良くない。施設には談話室がいる。
10人ぐらいの集団がいい。
・休みの日はホームで何をしているのか聞くと、「掃除してお昼の弁当を買いに行っている」と答える。そしてテレビを見る。自宅に帰った時も同じように掃除をしてあとは、一人でテレビをみている。本人が一番ゆっくりできるのならそれも良しと思っている
・発想力が弱い。何をするか、教えてあげないといけない。
今は1000ピースのパズルを一人で部屋でやっている。
・「土、日は洗濯干し、ゲーム」と自分で時間を決めている。
問題はないと思う。
②
検討委員会の報告をこの成人向け定例会で話してほしい。
*回答 保護者の意見がまとまってから法人の終の棲家機能の検討を開始される。8月末までに保護者の思いを法人に伝えられるようまとめたい。
4.情報
①
65歳以上は介護保険優先になる。今後介護保険へ移行する場合は、障がい支援をつけてくれるよう申請することが大事。
5.育成会情報誌「手をつなぐ」中から、興味のある個所やわからないこと等を選んで、参加者で読み合わせをし、意見交換をする。
初回だが、『手をつなぐ4月号 P14 総合支援法で変わる③ グループホームの一元化』の部分を読みあわせした。
(^^)vなかなか、時間がなくて気になっているのにゆっくり読めない・・ので、読むだけでも勉強になります!!
6.参加しての感想
・内容・読み合わせ等「題」があった方が参加しやすい。
・聞きたいことを取り上げてくれて良かった。何かを得て帰れるような会であってほしい。今日は参加して良かった。
・読み合わせもとても良かった。
7.保護者会より
・定例会などで話した身近な事例を関係機関に伝えていくようにしたい。一人ひとりが自覚し、行動する育成会にしたい。
・教育長との話し合いについても検討する。
8.お知らせ
成人向け定例会は 毎月第一水曜日 開催